規制

2009年06月03日

昨日の記事

「凌辱系」ゲーム、製造・販売禁止へ その3−ソフ倫側が禁止するとのアウトラインが決定−

昨日の記事の焼き増しになるかも知れませんが、ニュースが出てきたので取り上げてみます。

性暴力ゲームの製造・販売禁止へ・・・業界の審査機関が方針(YOMIURI-ONLINE)

昨日のアーベルグループ開発日記ブログでは、まだガイドラインが決定していないとのことでしたが、本日、コンピュータソフトウェア倫理機構(以下、「ソフ倫」)が、下記の内容の通知を行う旨のニュースがYOMIURI-ONLINEに出ておりました。

1.レイプ等の性暴力を扱うゲームソフトは社会通念に著しくもとるものと規定

2.この種のゲームソフトは製造・販売を禁止し、審査を通さないよう審査基準を改める

と決めたとあります。

昨日の話よりもより具体化されておりますが、審査基準はまだ見えないのが本音です。どこまでがOKでどこからがNGなのか。そのような境目が見えてこないことには何とも言い難いというのがあります。

最初のTBSの報道では1〜2割と記載されておりましたが、問題となるのは、シナリオの中で凌辱があった場合それすらもNGなのか。更に踏み込むと痛みを感じる程度でOUTなのか。という凌辱と言うものの範囲と表現の制限がどの程度まで広がるかによっては、とても1〜2割じゃ収まらなくなると思います。

結構、メーカーもクリエイターも沈黙を守っているのが逆に恐怖でもあり、不安な部分でもありますが、先にお話したように、いくらユーザーが騒いでも、メーカーやクリエイターが納得して作品を作ることを考えているのであれば(考えざるを得なくなっているのも事実かも知れませんが)、それはそれで受け止めなければいけない部分もあると考えております。

規制が入ったとしても面白い作品が出てくれば良いと思わないと正直しんどい・・・(;´Д`)

表現の自由の侵害等については余りにも大きなテーマであることと、他の表現物・他のジャンルへの規制(二次ロリ規制等)まで考えたらキリが無くなることと、論点の飛躍になってしまうので、そこまでの議論は本記事では差し控えたいと思います。今後別の記事で書くつもりですが>表現の自由への侵害

後は、単純所持禁止までは相当難しいと思うよ>メールでの質問があったので
さすがに財産権とかまで捻じ曲げるのは結構大変だと思うし、これこそ法律の改定が必要になるので。

つかさ、ここまで行くならいっそのことエロゲ・AV保有についても免許制にしちまえと思うのは僕だけでしょうか

そうすれば、購入時も本人確認して、未成年が購入することも控えられるし。
とちょっと論点の飛躍的なことを書いてスマソ。

しかし、本来内輪で話すべきデリケートな話だけあって、情報が錯綜しているのは正直なところで、僕自身も出来る限り事実を基にお話させていただいておりますが、間違いがあった場合はお詫びいたします。

一応、このお話については新情報が出てきたら書き続けてみようと思います。
これからもよろしくお願いいたします。

さて、後でエロゲショップ回ってみるか・・・。

町ぐるみの罠 〜白濁にまみれた肢体〜
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最後の凌辱ソフトになっちまうのかなぁ・・・(;´Д`)



algernon_niconico at 17:49コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

2009年06月02日

過去、3度に亘って投稿してきた凌辱系ゲームの製造・販売を禁止する方向のアウトラインが決定したようです(出所:アーベルグループ開発日記ブログ

「凌辱系」ゲーム、製造・販売禁止へ−賢者としての慎みのある行動のお願い

「凌辱系」ゲーム、製造・販売禁止へ その2−表現の自由の規制とは−

廃屋譚(はいおくさん)がエロゲ規制強化について反対表明

と、書いたところ驚くばかりの反響がありましたが、その後本日まで目新しいニュースもなかったので、敢えてそのネタでは書いておりませんでしたが、遂に6月2日を迎え、何かしらのアクションが出るとは思いましたが、よもや禁止するという方向が決定するとは・・・といったところです。

と言うより、メーカー側の反対や意見が少なかったと言うのが気になりました。
このような状況になって、規制已む無しと考えたのはまずはメーカーだったということでしょうか。

ただし、本日時点ではガイドラインも具体的な規制内容が出ていない以上、詳細についてはこれから煮詰めていくという形になります。
それでも、若干の影響が出ることは間違いないと思われます。

まずは、こちらのメーカー。シロップさんですが、昨日新作の発売が延期されました。6/19→26

この程度の延期で何が出来るのかと気になったところ・・・。

(旧)町ぐるみ輪姦〜白濁まみれの少女達〜



(新)町ぐるみの罠〜白濁にまみれた肢体〜

町ぐるみ輪姦 ~白濁まみれの少女達~
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おぉ。輪姦と少女をはずしたぞ・・・ってこの程度で済むのか?とは思っていましたが、さすがにこの程度の規制じゃ済まなさそうですが、ガイドラインが決定していない状態でとめることもできないので、その結果、タイトルの変更を先に行ったというのが一番の見方でしょうか。

アーベルさんのブログでも出ていたけど、触手やモンスターとか年齢10018歳とかはどうなるんでしょうかね。それとどのような規制になるのかがひたすら気になるところだと思います。

しかしながら、こんな混乱時において、

わるきゅ〜れ新着情報

こんなタイトルを発表するとは・・・ちょっとは状況考えろよ・・・

と思うような企業もいるところを考えると、全くの規制をかけない状況は難しいのかも知れないと思うのは、メーカーのみならず僕も一緒です。
規制をかけなければ激しい作品を作りたくなり、その結果再度問題をぶり返すことにも成りかねず、挙句の果てには法律で規制することにもなりかねないので。

規制があると作品が作れなくなるというのも一理あるものの、その規制の中で生きて行かなければならないというのも企業としては当然の姿だと思います。
それが嫌であるならば同人で販売すれば良いわけで(儲かるかどうかは別よ)

そのため、規制が決定した→ソフ倫凸とかではなく、どのような規制になるのか。そしてその規制でどの程度の影響があるのかを見定めて行く必要性があると考えております。

おそらくこれからは発売中止とか延期とか出てくる可能性がある訳で、その状況次第で色々と考えるべきだと思います。

まぁ・・・少しは慌ててもいいかもだけど、まだ慌てるレベルでもありません。
だって、メーカー自体が受け入れたんだもん。僕らが騒ぐレベルじゃないってことです。これからのメーカーの対応に期待したいと思います。
後はおそらくこれを受けて、原画師さんやシナリオライターさんもどんどん意見が出てくると思います。それを見ながら何が出来るか考えて行きます。

この規制の中でどのように素晴らしいエロゲが作れるかってことを各メーカーに対して期待したいです。この規制を理由につまらない作品ばかりになって欲しくありませんし。

しかし・・・馬場さんや森田さん、山本さんの意見が気になるな・・・。

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algernon_niconico at 20:02コメント(4)トラックバック(0)  この記事をクリップ!

2009年05月29日

本日の記事

「凌辱系」ゲーム、製造・販売禁止へ−賢者としての慎みのある行動のお願い−

長文になりましたので、続きを書かせて頂きます。

さて、皆様も含めて私自身も危惧していることは、表現の自由に対する規制と今後、規制が厳しくなるのでは無いかと言うことについては、一応のところ規制がかかるのは事実なので、少なくとも過去出すことが出来た作品を今後出せる保証はどこにもない。

しかし、先の記事でも書いたように、二次元であればどのような表現をしても良いのかという問題が存在しているのも事実である。そのため、ある程度のマーケットがあるところにおいては規制をかけなければいけないのも事実であろう。規制をかけろという論調が存在するということは、それくらいマーケットと社会的影響が大きいというのも事実なのだ。

このような凌辱系の作品の規制が要請されたのは初めてのケースではない。

アダルトゲームと表現の規制(Wikipedia)

ここに出ているとおり、177(マカデミアソフト)が国会に取り上げられ、そして沙織事件に至っては万引きされたことが切っ掛けで製作会社の社長が逮捕されるという事件も発生した。その結果、ソフ倫が誕生したのである。

その後、児童ポルノ関連を中心とした規制の論調が1996年から強まるものの、何とかしのいできたが、2008年に入り、イラストを含む児童ポルノの単純所持規制改正案を具体的に検討した。

しかし、この規制案も見送られたものの、それでも尚エロゲーに対する規制を狙う論調は強く、そこで出てきたのが「レイプレイ」事件であった。凌辱系に児童ポルノを組み合わせ、規制論がより強まっていった。

それでも尚、完全規制をかけるのは難しいと考えられる。
その理由としては、現時点において数百億円のマーケットがそこにあるからである。これに完全規制をかけてしまうと、そのマーケットに属する多数の人間に影響を及ぼすのは明白であるからである。

とは言っても、全く業界団体すら動かなければ、社会的論調は強まり、今の政治活動を見ると、本当に法的規制によって歯止めをかけても不思議ではない。
そのため、ソフ倫を中心としたメーカー等が、落としどころを模索した結果、今回の凌辱系規制を行うことを決定したのではないかと考えられる。

このことによって、表現の自由の阻害になると考えられるが、先の記事で述べたように、全く規制が無い=だから何を書いても良いというのは正しい話ではなく、その規制の中で優秀な作品を作ることが、商業ラインに乗っかる製作者には必要不可欠であるとも考えられる。それが難しいようであれば自主的に販売もしくは同人マーケットで売るのが最も適切である。

同人活動および自主的に販売するインディーズの販売が停止された訳でないのが今回の大きなポイントである。あくまでも流通に乗っけるためには凌辱系のソフトはダメですよということなのである。

確かに、タイトルで直接的に「レイプレイ」とか「肉奴隷」とか「凌辱」とか見ると、普通の人には嫌悪感を与えるであろう。ましてやそこに愛を見出すことも困難である。その部分に規制をかけるのはやむをえないのでは無いだろうか。

この部分については賛否両論あるのは重々理解した上で述べさせて頂いているが、多数の店頭に並ぶ巨大なマーケットの商品としての責任感も必要だということである。

また、このような論調になると、アダルトビデオの規制が先だろうという論調も多い。これは正直事実であるが、アダルトビデオにも多数の自主規制団体が存在し、規制と緩和の歴史はエロゲーよりも長い。凌辱・レイプ等の規制論調も長く行われている。エロゲーより巨大なマーケットの分規制は思うとおりに進まないのは事実であるが、過激な表現を行った結果、逮捕者が多いのも事実である。

つまり、自主規制しようが何しようが、わいせつ物頒布罪(刑法175条)に違反すると考えられた場合は逮捕されるのである。そのため規制云々を別次元に求めるのも実は論点として、ずれているのである。

次に、今後規制が厳しくなるのでは無いかという危機感を持っている方も多いかと思うが、これについては正直将来の状況次第で大きく変わると言わざるを得ない。

しかし、規制は規制強化もあれば規制緩和もある。例えばエロゲーでは実妹・実母等の肉親との所謂近親相姦は認められていなかったが、数年前より認められるようになり、近親相姦を取り上げた作品も増加傾向にある。
それ以外にもエロゲーのみならず、規制とは時代の潮流によって大きく変化していくものであることは歴史が証明しており、数年後には再び凌辱系がOKになったり、ロリコンがOKになったり、逆のケースも考えられる。

それでも、ソフ倫を中心としたメーカーも自分たちがどのようにすれば生き残りを図れるか考えている訳で、ユーザーが望ましい作品をプレイしたいという欲求よりも、自分たちが作りたい作品を作りたいと思う気持ちの方が強いのは間違いない訳で、私はそのようなメーカー側の取り組みを信じることにしている。

メーカーも規制強化の動きは予測していたとも取れる行動も散見される。

例えばselenについては、元々凌辱系のメーカーであり、「借金姉妹」という作品では多重債務を背負った姉妹の借金を肩代わり返済した主人公が弱みに付け込んで凌辱していくというものを作っていた。しかしながら、その続編となる「借金姉妹2」では借金を返済した主人公に愛情を持つ姉妹のヤキモチラブストーリーと内容が相当に変化した(2は1のパラレルワールドとなっている)。その後も純愛物の「はらみこ」を出したり、業界でもこの変動は驚きをもたれている。

借金姉妹
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借金姉妹2 通常版
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selenはメガストアのインタビューでユーザーのニーズに合わせたとあるが、このような規制強化を見込んでいた可能性もある。
このようにメーカー自身も先を見据えたり、規制の変貌に合わせる動きもしているのも事実なのである。

そのため、私は6月2日のソフ倫の規制改正案の発表(一般の人がわかるのかな?)とメーカーや製作者の動向を見据えて行きたいと考えている。そこでメーカーや製作者が動くのであればそれなりに考えたいし、規制案の中身を見ずして批判は出来ないのが正直なところである。

ここでもう一度、賢者としての慎みある行動を皆で取っていけるように頑張っていきましょう。僕も賢者として慎みある行動を取り続けてまいります。

長文のブログでお目汚し失礼いたしました。



algernon_niconico at 11:00コメント(0)トラックバック(0)  この記事をクリップ!
昨日、TBSで出たこのようなニュースで大騒ぎになっている。

「凌辱系」ゲーム、製造・販売禁止へ(TBS News i)

要点をまとめると、過去にあったレイプレイ事件を切っ掛けに規制を要請する団体が続々と出て、その結果、「凌辱系」ゲームに関する規制を6月2日にコンピュータソフトウェア倫理機構(以下、「ソフ倫」)がかける見通しであるとのことである。

その結果、私がリンクしているブログその他様々なところで活発な議論が交わされている。しかし、予想はしていたことであるが、全ての凌辱シーンがNGになるとか、表現の自由の完全規制だとか、エロゲが無くなるとかの論点の飛躍が発生したり、挙句の果てには犯行予告に取られそうな過激な発言も目立つようになっている。

しかし、このブログを見た方および昨日のmatu@局長さんとの共同放送を見た方に期待したいことは過剰反応することよりも、まずは落ち着いてほしい。

ソフ倫も昨日突然このような発表をしたことではなく、既に下記のような記事は出ていたので、遅かれ早かれ規制がかかることは明白であった。

性暴力ゲーム、規制議論を(読売新聞)

それ以外の規制要望の動きについては、多数の記事があるため全てをリンクすることは困難であるが、この記事でソフ倫は既に「どういう自主規制をすれば社会的に許容されるか、検討すべき課題だと思う」とうたっており、自主規制に向けての検討は既に行われていたことは明白であったといえる。

そしてその自主規制をかけない場合、下記のような記事の論調が深まり、法規制によってそれらの表現に対して制限を設けることになる可能性も高い。

性的暴力ゲーム/法改正による規制が必要だ(世界日報)

様々な法規制要望論があるが、これが端的に語っており一番明確だったので取り上げたが、プレイをしない人間からすれば、「レイプレイ」の中身が全てのエロゲーで出ているような状況にもなっており、このような論調が深まると法規制がかかってもおかしくない。
その中で、ソフ倫は法規制要望論が深まる前に先手を打って自主規制という名の下で法規制を交わそうとしているのが今回の状況であるといえる。

自主規制はいくらでも逃げ道はある(変更が容易であること、他のメディアに移ること(同人等))。しかし、法律は一度制定されたら改定するのは相当な手間もかかる上に、前回の記事で書いたように「悪法も又法なり」という言葉のとおり、法律が制定されたらそれが絶対になるので、自主規制の範疇で収められるならそれに越したことは無いのである。

そのため、ソフ倫は規制をかけたダメ団体ではなく、規制をかけることで先手を打ったということである。何故ならばソフ倫は業界に属する企業で作られた団体であり、生きるために必死なのだから。少なくともユーザーよりマーケットのことは考えているのだと信じる必要はある。

また、この記事を見たら判ることではあるが、どこにも凌辱シーン全部NGとは書いていない。あくまでも凌辱をメインにした作品を規制すると言うことである。

我々ユーザーから見ても、描写的に好ましくない作品は存在する。
また、大きなマーケットが存在する分野において規制がさっぱり無いものも存在しない(ゲームというひとつの分野でもソフ倫、メディ倫、CERO等複数の団体が存在する)。そのため、あまり過激な表現に適度な規制をかけることもある意味では必要であるとも考えている。

今回はソフ倫の自主規制ということで凌辱全部NGはしないと予測している。
本当に凌辱メインでタイトルも直接的なものはNGにするとかそのようなレベルではないだろうか。凌辱=NGということになれば、我々ユーザーが騒ぐよりも作り手が騒ぐことになるであろう。

この記事も予測で書いている部分は多数ある。即ち、まだ予測の範囲でしか物事を語れない訳で、この時点でエロゲオワタとか日本オワタという表現は適切ではない。それに凌辱メインの作品が無くなったとしてもエロゲが美少女ゲームが終わるわけではない。むしろその知らない人からの差別的視点が少しでも緩和されることを長い時間をかけてでも目指していかなければならない。

そのためには、過度な反応は慎むべきである。

1.巨大掲示板等において、より差別されるような書き込みを慎むこと
2.メーカー、販売先、ソフ倫等にクレームを入れるような行為
3.犯行予告は絶対に慎むべき

これらをやってもプラスになることは無く、逆にマスメディアをあおることになる訳で、マイナスになるだけである。特に犯行予告等についてはエロゲーマー=犯罪者の図式が出来上がる一方なので、絶対に慎むべきである。

まぁ一言で片付けるならば・・・

まだ慌てるな。みんな落ち着こうってことです。

表現の自由への影響や今後、規制がエスカレートするのではないかという疑問については次の記事にまとめます。

表現の自由―その公共性ともろさについて
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誌外戦―コミック規制をめぐるバトルロイヤル
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algernon_niconico at 10:00コメント(0)トラックバック(1)  この記事をクリップ!
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